2018年2月19日

熊本城マラソンと女性のヘルスケア

2月18日(日)に熊本城マラソン2018が開催されました。

僕はこれまで3回参加し、2回約5時間半で完走(完歩?)しましたが、1回は35kmで膝の痛みでリタイアしました。

今回参加しませんでしたが、出走者は11,459名【男子 9,043名、女子2,416名】で、完走者数は10,783名(完走率 94.1%)【男子 8,603名(完走率 95.13%)、女子 2,180名(完走率 90.23%)】とのことです。9割以上が完走とはすごいですね!

 

マラソンブームもあり女性のランナーも増えているようですが、その一方で運動のやり過ぎは問題となることもあります。

 

2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて多くのアスリートがしのぎを削っていますが、これまで女性アスリートの健康についての情報はあまり調査されてきませんでした。2013年に日本産科婦人科学会が行ったアンケートによると、女性アスリートの40%に月経の異常がみられ、82.8%に月経痛がありそのうちの53%は運動に支障を来していることがわかりました。また月経がない状態が、マラソンなどの持久系競技で21.7%、体操・新体操などの審美系競技で12.2%にもみられることもわかり、痩せと関連していることが明らかとなりました。その結果、疲労骨折のリスクを招いてしまいます。

 

また月経前や月経中の月経痛は運動パフォーマンス(だけでなく勉強も)を低下させてしまいますので、月経対策としてピルを服用するアスリートも増えています(2012年ロンドンオリンピック:7%→2016年リオオリンピック27.4%)。

女子サッカーの澤穂希選手もピルを服用していたことが話題になっていましたね。

女性アスリート健康支援委員会による「がんばれ!やまとなでしこプロジェクト」も発足し、これから一層、産婦人科医にも女性アスリートの健康管理を求められる場面が増えてくると思います。

 

僕も女子中高生にも正しい知識や方法を伝えていきたいと思っています。

 

 

みやはらレディースクリニックは低用量ピルの普及を通じて、女性のQOL向上をめざしています。


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