スキンケア＆美肌習慣編⑤

これまで、美容医療後のスキンケア製品の選び方と、洗顔や角質ケア、ビタミンA、美白成分の重要性についてお話ししてきました。
今回は、特に乾燥に悩む肌に向けた、家庭でできる実践的なケア方法をご紹介します。

冬場やエアコン使用の多い環境では、肌が乾燥しやすくなります。まずは、洗顔後すぐに、保湿効果の高い化粧水で十分な水分補給を行いましょう。
次に、セラミドやヒアルロン酸配合のクリームで水分を閉じ込め、しっかりと保湿します。
この際に注意が必要なのが、自分のお肌が脂性肌か乾燥肌かということです。
脂性肌の場合には、油分の多い乳液、クリームを選択してしまうと、毛穴が詰まったりしてかえって肌の状態を悪化させてしまうこともあります。

さらに、ビタミンAを含むコスメで角質ケアを行い、古い角質を取り除くとともに、肌のターンオーバーを促進しましょう。
また、美白成分としてハイドロキノン、ビタミンC、トラネキサム酸が配合された製品を使うことで、シミやくすみの改善にもつながります。

ホームケアとしては、加湿器で室内の湿度を40～60％に保つことも大切です。さらに、定期的にエニシーグローパックなどの炭酸ガスパックや保湿パックなどで集中ケアをすることで、乾燥による肌トラブルを防ぎ、肌再生を促進します。

家庭での乾燥対策と正しい保湿ケアは、肌再生を促し、健やかな美肌を維持する基本です。
洗顔による角質ケア、ビタミンAの補充、美白成分配合のドクターコスメを取り入れることで、内側から輝く肌を目指しましょう。

院長メッセージ
「毎日の小さなケアが、未来の美肌を作ります。あなたが安心して美肌ライフを楽しめるよう、私たちは心を込めてサポートします。」

【次回予告】
次回は【美容の悩み別解決編】に移り、たるみやニキビ跡、シミなどの具体的な解決策を、さらに親しみやすい言葉でご紹介します。どうぞご期待ください！