月経不順・無月経について
月経不順・無月経とは
月経周期は通常25日～38日であり、周期がこれに収まらない場合が月経不順となります。
3ヶ月以上月経がこない状態を無月経といいます。
月経不順はストレスや環境の変化、ホルモン異常などが原因で起こることがあり、30歳後半以降は更年期に伴って月経不順が増える傾向があります。
当院では、月経不順・無月経でお悩みの患者様に寄り添った親切・丁寧な診療で適切な治療を行っております。
熊本で月経不順・無月経でお悩みの方はみやはらレディースクリニックまでお気軽にご相談ください。
こんな場合はご相談ください
- 生理が来る時と来ない時がある
- 生理が月2回以上来ることがある
- 生理期間が短い/長い
- 出血量が多い/少ない
主な症状
月経周期の不規則性や、3か月以上月経がない無月経が主な症状です。 原発性無月経は稀で、18歳まで月経が一度も来ない場合で、染色体異常や性器の奇形などが考えられます。日本では15歳までに女性の98%に初経が発来するので、16歳になっても無月経ならば、婦人科での検査や治療を行うことをおすすめします。 続発性無月経は過度のダイエットやストレスが原因となることがあります。
原因
原発性無月経の原因は染色体異常や性器の異常、ホルモン異常が考えられます。続発性無月経はダイエットやストレスの他、脳下垂体の腫瘍や内科系の病気も原因となります。
診断
問診が重要であり、家族歴や既往歴、生活習慣について詳しく聞きます。検査では二次性徴の確認やホルモンの採血検査が行われ、超音波検査などの画像診断も必要に応じて行われます。
当院の治療方法
治療は原因や患者の状態によって異なります。原発性無月経では手術やホルモン療法が行われ、続発性無月経では原因に応じて手術、排卵誘発剤、ホルモン補充療法が選択されます。 年齢や妊娠希望によっても治療が変わります。思春期では成長を待って治療することがあり、40代前半では更年期症状に注意しながら経過観察が行われます。妊娠を望む場合は排卵誘発剤の使用が考慮されます。